オーディオインターフェイスMOTU M2の電源が切れない問題と対処法
MOTU M2をPCにUSB接続して使用していると、PCの電源を落としてもMOTU M2の電源が切れない…そんな現象に悩んでいませんか?
これは、PCのUSBポートがシャットダウン後も給電を続けていることが原因です。この状態を解決するために、以下の方法を試してみましょう。
方法①:USBのセレクティブサスペンド設定を無効にする
Windowsの電源管理設定で「USBのセレクティブサスペンド」を無効にすることで、USB機器の電源を制御しやすくなります。
手順
- 「電源オプション」を開く
- 画面左下の「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」を開く
- 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」の順に進む
- 「詳細な電源設定の変更」を開く
- 現在選択されているプランの「プラン設定の変更」をクリック
- 「詳細な電源設定の変更」をクリック
- USBのセレクティブサスペンドを無効にする
- 「USB設定」→「USBのセレクティブサスペンドの設定」を開く
- 「バッテリー駆動」および「電源に接続」の両方を「無効」に設定
- 「適用」→「OK」をクリック
これで、PCのシャットダウン時にUSBへの給電が制御される可能性があります。
方法②:BIOS(UEFI)設定を変更する
マザーボードによっては、BIOS(UEFI)でUSB給電のオン・オフを設定できる場合があります。
手順
- PCのBIOS(UEFI)に入る
- PCを再起動し、メーカーのロゴが表示される間に「F2」または「Del」キーを押す(機種によって異なる)
- USB給電の設定を探す
- 「Advanced」または「Power Management」などの項目を開く
- 「USB Power Delivery in Soft Off State(S5)」や「ErP Mode」などの設定を探す
- USB給電をオフにする
- 「Disabled」または「Enabled(ErP Mode)」を選択
- 設定を保存(「F10」キーで保存&終了)
BIOS設定を変更することで、PCの電源を落とした際にUSBポートへの給電を完全に止めることができます。
方法③:USBハブを使う
もし上記の設定を試しても解決しない場合、電源スイッチ付きのUSBハブを使用するのも手です。これなら物理的に電源を切ることができ、余計な設定変更をせずに済みます。
まとめ
✔ まずは「USBのセレクティブサスペンド」を無効化する
✔ ダメならBIOS設定でUSB給電を止める
✔ それでも解決しない場合は、スイッチ付きUSBハブを使う
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